全選手で最も1号艇の選手の勝率が高い

競艇の予想をする場合、まず最初に出走表で1号艇の選手の成績を確認することをオススメします。
1号艇の選手の勝率が、そのレースの出走選手の中で最も高い場合は1号艇の選手をかなり信頼できると考えて良いでしょう。
勝率には全競艇場の勝率を平均した「全国勝率」と、出走している競艇場の勝率を示す「当地勝率」があります。
基本的に全国勝率が重要となるためまずは全国勝率を確認することをオススメしますが、当地勝率も重要な要素です。
時折地元選手などで、全国勝率より当地勝率が圧倒的に高い選手などがいます。
そのような選手はその競艇場を非常に得意としている選手で、選手の階級や勝率が低くても活躍する可能性を持っています。
反対に、全国勝率が高くても当地勝率が低い選手が1号艇にいる場合は、荒れる可能性があり「堅いレース」とは言えなくなります。

2号艇と3号艇の選手もチェック

鉄板レースを見分けるには2、3号艇も重要
競艇は個人競技ではあるものの、実は周りの選手の実力が他の選手の着順に影響を及ぼします。
1号艇がそのレースで勝利することができるのかどうかは、その選手の実力はもちろん2号艇や3号艇の選手の実力も関係します。
2コース、3コースに入る選手は、スタートを決めることで4コースより外の選手のインコースへの進行やまくりをブロックする役割を果たすからです。
「壁」と呼ばれたりしますが、この壁がしっかりしていないと、1コースの選手はアウトコースの選手に1人で抵抗することとなり、逃げにくい展開となってしまいます。
そのため、1号艇の他、2号艇と3号艇も強い選手がいるレースは堅いレースとなりやすいです。
望ましいのは「1号艇から3号艇がA1級選手、残りがB級選手」のレース。
勝率上位3人に1号艇から3号艇の選手が入っていれば、そのレースは堅いレースとなり、「1-2-3」などインコース3艇で決着しやすい展開が目立ちます。
1~3号艇が強いレースは「1-2-3」決着も多い

インの3選手が弱い場合、4号艇の選手に注目

インコースが弱い選手なら4号艇が活躍
インコース3艇が実力不足といえるレースの場合、4号艇の選手に注目する必要があります。
1~4号艇の選手全ての実力が拮抗していたり、全員が突出して強くない場合はその選手も頭に来る可能性があるためオススメできるレースとは言えませんが、4号艇の選手のみが強い場合も堅いレースとなる可能性があります。
4コースは4カドとも言われ、ダッシュ勢の中では最もインコースのスタートとなるため、後方からスピードに乗ってインコース3艇全てを飲み込むまくりが決まることがあるからです。
A1級の中でも、SGに出走するレベルの選手は、いとも簡単に4コースからのまくりを決めてきます。
インコースの選手の成績がいまいちな場合は4号艇の選手に注目してみましょう。
4号艇が強い場合も鉄板レースになる